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2018.02.05

膝の水を抜くと癖になる?

こんにちは。院長の大和田です。

よく「膝の水を抜くと、癖になるって聞いたのですが・・・」
と、患者様から聞かれる事があります。

正しくは、膝の水を抜くから再び関節液が貯留するのではなく、

関節の炎症が続く事で関節水症が生じるのです。

 

関節の水を取って確認する事(関節穿刺:かんせつせんし)は、医師の診断にも重要であり、

関節穿刺を行うことで、病変を見る事が出来ます。

 

また、著明な関節水症を放置しておくと、内圧により痛みが長引くだけでなく

関節の可動制限筋力低下を生じる危険があります。

 

水を抜いた後、保存療法(手術を行わない治療が可能ならば、僕の出番です。

炎症を引き起こす原因を見つけて、機能改善して行きましょう!

※機能改善:本来備わっている身体の機能(関節の動きなど)を元に戻すための治療やトレーニングのこと。

 

  • 「水を抜いたままではなく、その後のケアが大切ですよ。」
  • というお話でした。
Tel.0247-73-8853Mail
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