こんにちは。院長です。
今日は、現役ダンサーを襲ったギックリ腰のお話をします。
その患者様は現在60代の現役女性ダンサー。
昨年12月にギックリ腰になり、すぐに来院してくださいました。
無事年越しはできましたが、「なんだか左足がうまく伸びない」
「股関節が痺れる」といった症状が残り、
内科疾患の既往もあるため、かかりつけの医院にて検査するも異常なし。
これは、イップス※1(何らかの原因:今回の場合は酷い腰痛)からの
精神的な脱出ができない状態。
※1:イップス (yips) は、精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、
突然自分の思い通りのプレー(動き)や意識が出来なくなる症状のこと。
この状態では、電療をしようがマッサージをしようが意味がありません。
今までは「この状態(イップス)への治療方法は無い」と言われる代物です。
しかし彼女は、ここ数回でイップスを脱出することに成功しました。
今回は、機能性脳神経学や脊髄運動学等を用いて治療を行いました。
イップスからの完全脱出まで あと少しです。
頑張って80歳まで現役で踊れるようにフォローアップしていきます。